技術開発(問題解決)姿勢
●複雑系 [大辞林]
多くの要素からなり、それらが相互に干渉しあって複雑に振る舞う系。従来の要素還元による分析では捉えることが困難な生命・気象・経済などの現象に見られる。高精度の測定技術、カオス・フラクタルなどの新概念の導入、コンピューターの活用などによって新しい研究対象となりつつある。
●複雑系 [現代用語の基礎知識]
複雑系は、経済学の領域で使われはじめた考え方で、最初は現代の複雑な経済現象を解明するために用いられたものであったが、今日ではあらゆる分野で有効な理論として使われつつある。基本的には、原因・結果の関係についての従来の考え方が、ひとつの原因に対応するひとつの結果という単純な関係の設定であったことに対する批判である。「複雑系」では、ある場所に起こった小さなできごとが、その周辺にある多様な要因に働きかけ、それが複合されて、しだいに大きな影響力を持つようになり、遠く離れたところで事件の原因になると考えられる。これが複雑系の基本的な考え方である。したがって、この考え方の前提になるのは、まず第一に相互作用・相互浸透という働きである。ひとつの存在は、つねに他の存在に働きかけ、その能動的作用が相手の反応を引き起こし、それがまた自分にも帰ってくるという、能動・受動の運動の反復が複雑系の基本にある。また、第二の前提として、そのような相互作用・相互浸透を可能にする、一種の開かれたシステムが必要である。現代世界は、さまざまで複雑な要素が多様に絡み合って成立している。複雑系という考え方は、このような現実世界に対応して必然的に生まれたものである。

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新たなミレニアムを迎え、構造物に対するニーズは、フローからストックへ変化している現在、構造物の新設、補修、補強、用途変更のための基礎技術として下地表面処理があります。分化専門化した現代社会の中で、下地表面処理もその例外とはならず、機械、材料、化学、土木、建築、物理、そして最大の要素である人間が相互に関わり、現実を作りだしています。

従来の要素還元による分析を基礎にしながらも、それに捉われることなく、「複雑系」問題として、全体を心で感じ理解する。複雑なまま全体として理解し、その中にある相互作用の法則を発見しながら、解決のための新しい道筋を見出していく、こうした人間を根本に据えた「複雑系」的思考により取り組んでいます。

リテックの開発組織は自律分散ネットワークにより構成され、
一人ひとりが大切にされながら、個と全体の調和を模索し、
この歩みを通して常に開かれ、世界と響きあえることを願っております。
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リテックでは、下地表面処理専門として、ドイツ、アメリカにエージェントを置き、技術調査を常時実施しております。数ある情報から、目的に対して有効性が認められる機械は購入、あるいは購入後部分修正して利用しています。目的を果たせない場合は、独自開発を行っております。

超硬カッター、ダイヤなどのメディアは内製化しております。

欧米における下地処理機械のメーカーは数多くありますが、カッター、ダイヤは全世界共通仕様で使いまわしされているのが現状です。その共通仕様では日本のニーズに応えられないと判断、内製化に踏み切りました。

独自の思想で内製化している国内会社は、機械メーカー1社と
リテックの2社しか現状はありません。

海外のソフトメーカーが、欧米における完成ソフトを日本に持ち込み、先行使用によりソフトのバグ取りをすることは良く知られております。日本人の繊細さ、複雑な利用の仕方、高要求水準により完成度を上げています。

下地処理機械にも同様の傾向が見られ、欧米の条件の中で機械開発がなされ、その条件が日本と違うため、そのまま利用できる機械は非常に限られているのが現状です。但し、独創性、合理性の視点では欧米の発想は見るべきものがあり参考にしております。